小児歯科│溝の口たにもり歯科│川崎市高津区溝口にある歯医者・歯科

〒213-0001神奈川県川崎市高津区溝口5-24-8
TEL.044-455-7333
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小児歯科

小児歯科│溝の口たにもり歯科│川崎市高津区溝口にある歯医者・歯科

小児歯科について

溝の口たにもり歯科の小児歯科について

小児歯科は成長発育期にあるお子さんのむし歯の予防や治療を行う診療科目です。歯は生後約6カ月頃に乳歯が生えはじめ、2歳半頃までに20本の乳歯が生え揃うといわれています。そして6歳頃から永久歯への生え変わりが始まり、13~15歳頃には、ほとんどの永久歯が生え揃います。そうしたお子さんの成長を視野に入れ、永久歯や顎骨の成長に悪い影響を与えないよう治療計画を立てながら診療を進めるのが小児歯科の大きな特徴です。むし歯・歯肉炎(歯ぐきの炎症)の予防と治療、歯並びやかみ合わせの矯正などを、成長に合わせて継続的に行うとともに、生活習慣や食生活の改善指導も一環としています。
成長過程にあるお子さんの口の中に関して、不安やお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。

小児歯科でよくみられる相談・症状

このようなお悩みや症状がありましたらぜひご相談ください

  • 子供が歯科を嫌がり、むし歯が悪化しないか心配
  • 近所の歯医者さんに行ったけど、大泣きして診察ができなかった
  • はじめて歯が生えてきたけれど、どうやってケアすればよいかわからない
  • 子供をむし歯にしたくない
  • むし歯になりやすい
  • 歯が欠けた・抜けた
  • 歯が生えない、ずれたところから生えた
  • 歯並びが悪い
  • 歯の数が少ない気がする

お子さんの歯の健康は長い目で見ていくことが大切です。ぜひ私たちと一緒にお子さんの歯を守っていきましょう!

小児歯科の主な病気と治療

子供のむし歯

乳歯は永久歯よりも柔らかいため、むし歯になりやすく、痛みなどの自覚症状もほとんどない状態で急速に進行します。歯の溝の奥や歯と歯の間から無症状で進行することもあり、外からではほとんど気づかないこともあります。また、乳歯がむし歯になると、口の中でむし歯菌が増え、新しい永久歯もむし歯になりやすくなります。
子供のむし歯の原因にはいくつかの特徴があります。まず、「歯みがきが上手くできない」ということです。歯の汚れ(歯垢)を落とすには、正しい歯のみがき方を覚える必要がありますが、その技術が未熟なため磨き残しなどが生じ、それがむし歯の原因となってしまいます。また、乳歯は永久歯に比べてエナメル質や象牙質が薄いことも挙げられます。そのため、むし歯菌による浸食が早く、進行しやすくなります。乳歯が永久歯と比べて溝が多く深いことも原因の一つで、食べかすがたまりやすく、磨き残しも多くなりがちです。
むし歯には必ず原因があります。せっかく治した歯や新しい歯がむし歯にならないようにしっかり予防していきましょう。

むし歯予防

歯みがき指導
幼少期のうちから歯みがきの習慣をつけることはとても大切です。お子さんが痛い思いをして歯みがきを嫌がってしまわないように、歯ブラシを少しずつ口に入れて、口の中を触れる感覚に慣れさせていきましょう。むし歯になりやすい、汚れが残りやすいという部分がありますので、そのようなところを重点的にみがきましょう。正しい歯みがきの仕方を歯ブラシの持ち方からアドバイスいたします。お母さん向けに、仕上げの仕方などもお伝えします。
フッ素塗布(フッ素化物)
フッ素はむし歯菌から作られる酸の生成を抑制する働きが期待できます。とくに乳歯や生えたての永久歯にむし歯の予防効果が大きいとされています。フッ素塗布によるむし歯予防は、乳歯が生え始める1歳前後から始め、3~4カ月に1回程度、定期的に継続するのが良いでしょう。ただし、フッ素を塗ったからむし歯ができないというわけではありませんので、お子さんのご自身の歯みがきやお母さんの点検みがきは忘れずに行うようにしましょう。
シーラント
シーラントはむし歯になるリスクが高い歯の溝を、歯科用の樹脂で塞ぎ、汚れがたまりにくいように処置する治療です。乳歯は形が複雑なため、歯磨きの技術が未熟な幼少期にはシーラント処置は効果的です。とくに奥歯の深い溝は汚れがたまりやすく、むし歯になりやすいところです。奥歯が萌出したら溝をコーティングするシーラント処理が効果的です。
定期検診
当院では、お子さんが自分から行きたくなるような歯科医院をめざしています。スタッフ一同で、お子さんが楽しみながら定期的に治療を受けてもらえるような工夫をしています。
一般的な歯医者さんで治療がうまくいかなかったというお子さんや、小さなお子さんでもお気軽にいらっしゃってください。

歯肉炎

厚生労働省の「歯科疾患実態調査」によると、小・中学生の4割が歯肉炎というデータがあります。学校の歯科検診などで歯肉炎を指摘される子供は多く、年々増加傾向にあるといわれています。
歯肉炎とは、細菌のかたまりである歯垢が引き起こす歯肉の炎症で、腫れたり、出血しやすくなったりする状態をいいます。子供の歯周炎は、歯を支えている歯槽骨の歯周組織には大きな変化はみられません。しかし、放置してしまうと、大人になって歯周病にかかり、歯が抜け落ちてしまう可能性もありますので、きちんと治療しておくことが大切です。
一般的な歯肉炎は痛みを伴いません。そのため自分では気づきにくく、放置してしまうことも多い疾患です。時々お口の様子を見て、「歯間部分の歯肉が赤く丸みをおび、ブヨブヨした感じがないか」「歯みがきや食事などの軽い刺激で、歯肉から出血していないか」などをチェックしてください。健康な歯肉はピンク色で引き締まっています。子供の歯肉炎には、最も多くみられる不潔性歯肉炎(歯垢がたまることで、歯茎の発赤、腫脹、出血症状などが起こります)、萌出性歯肉炎(永久歯が生える時に起こります)、思春期性歯肉炎(10〜15歳に思春期のホルモン変化により、起こりやすくなります)などがあります。
歯肉炎と診断されたとしても、正しく歯みがきをして、定期的なクリーニングなどを受け、しっかりケアをすれば多くの場合改善します。ご家庭で有効なのが歯ブラシによるブラッシングです。歯と歯肉の境目に歯ブラシの毛先をあてて、軽く振動させるように動かしてください。磨き残しがないように数週間程度続けると、出血もなくなり健康な歯肉に戻ります。歯ブラシの仕方に不安のある方はご相談ください。
歯肉炎は歯周病へと移行させないことが大切です。たかが歯肉炎と放置せず、ご家庭での正しい歯みがき(ブラッシング)と、歯科でのクリーニング(プロフェッショナルケア)などを利用して、しっかり治療しましょう。

当院の小児歯科のやり方

小児の治療では緊急性がない場合はまず歯科になれる練習から行います。初めての子供や歯科を怖がってしまう子供にはユニットに座るところからスタートします。歯科の器具にはどうしても音や水が出てしまうものが多いのでそれらを使う練習、クリーニングでの練習を経てから本格的な治療を行います。
子供はどうしても舌が動いてしまったり、唾液が多いなど成人に比べ治療が難しいことがあります。その場合の治療の際には、ラバーダムというゴムのシートをつけ治療を行います。口腔内への水分の流入を防ぎ、唾液も入らないようになります。また、舌は頬粘膜の保護にもなりより安全に治療を行うことができます。

緊急時の治療

外傷など緊急で治療が必要になった場合はレストレーナーという体動抑制の器具や開口器を使うことがあります。極力使わないで治療を行いますが、危険や治療困難と判断した場合には使うことがあります。
緊急での治療が終わったらレストレーナーなしでの練習を行います。

むし歯治療の流れ

1

問診票の記入

来院後、まず問診票の記入をしていただきます。

2

カウンセリング

医師がご記入いただいた問診票を確認しながら、保護者の方に子供のお口に関するお悩みや気になっていることについて伺います。

3

口腔内の検査

むし歯や歯肉、歯列の状態、また、将来むし歯やなりやすそうな部分をチェックして、ご説明します(必要に応じて、口腔内写真、デジタルレントゲン検査を行います)。また、すぐに治療が必要な歯があった場合には応急処置を行います。

4

治療計画の説明

むし歯をどのように治していくか、治療後の状態などを説明し、治療計画を相談しながら決めていきます。

5

治療練習

歯科の治療が初めての子供もいます。まずは簡単なことから子供本人にも道具を説明しながらどんなことをするのか知ってもらい、歯科への恐怖心を減らしていきます。場合によっては何度も練習の時間を取ります。

6

治療

安全に治療ができると判断できたら治療を行います。大人なら一回で終わる治療でも二回以上に分けたりなど子供個人に合わせて治療ペースを決めていきます。

7

定期健診、ブラッシング指導、フッ素塗布

治療後はむし歯等を再発させないよう定期的に来院してください。

定期的な歯科検診の重要性:健康な口腔環境のために

歯の健康は、全身の健やかさにも関係すると言われています。定期的な歯科検診で口腔内の状態を確認し、ケアを続けることが推奨されています。

定期検診のメリット

  • 口腔内の健康維持: 口腔内の健康維持は、歯周病や虫歯の早期発見・ケアに役立ちます。
  • 口腔ケアの指導: 歯科衛生士による口腔ケアの指導で、歯磨きやケアのポイントを学べます。
  • 歯の寿命の維持: 定期的なクリーニングやフッ素塗布などにより、歯の寿命を延ばすことにつながる可能性があります。
  • 全身疾患の予防: 口腔内の細菌が原因となる全身疾患のリスクを軽減する可能性が指摘されています。

定期検診の頻度

定期検診の頻度は、個人の口腔内の状態や生活習慣によって異なります。一般的には、3ヶ月~6ヶ月に一度が目安とされていますが、歯科医師の指示に従うことが大切です。

定期検診で何をするの?

  • 問診: 歯の健康状態や生活習慣について、歯科医師が相談に応じます。
  • 口腔内検査: 歯周ポケットの深さや歯の動き、歯肉の色など、口腔内の状態を確認します。
  • 歯のクリーニング: 歯ブラシで除去しきれない歯垢や歯石に対応したクリーニングを実施しています。
  • レントゲン撮影: 必要に応じて、歯の根や骨の状態をチェックします。
  • フッ素塗布: 歯の表面をケアして、虫歯予防を目指します。

定期検診をためらってしまう方へ

「歯が痛くないから大丈夫」という方もいらっしゃるかもしれませんが、虫歯や歯周病は初期段階では自覚症状がないことがあります。定期的な検診で口腔内の状態を確認することが大切です。

歯科医院で定期的に検診を

定期的な歯科検診は、歯の健康維持に役立ちます。歯科医院での定期的な検診を推奨します。

高津区溝口の歯医者 溝の口たにもり歯科 概要

医院名 溝の口たにもり歯科
院長 谷守正成
住所 〒213-0001 神奈川県川崎市高津区溝口5丁目24−8
電話番号 044-455-7333
営業時間 10時00分~13時00分,14時30分~19時00分(月曜、火曜、水曜、金曜)
9時00分~12時00分,13時30分~18時00分(土曜、日曜)
定休日 木曜・祝日
診療科目 歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科
URL https://tanimori-dc.com